「同盟罷工」「戦艦ポチョムキン」等によって世界的にその名を知られているセルゲイ・M・エイゼンシュテイン氏が「十月」の後に製作した映画で、脚本は同氏及びその助手たるG・V・アレクサンドロフ氏が共同で執筆し、エイゼンシュテイン氏総監督の下にアレクサンドロフ氏がメガフォンをとった。撮影主任はこれまた「同盟罷工」以来エイゼンシュテインに従属しているエドゥアルド・ティッセ氏で農婦マルファ・ラプキイナ夫人を主人公とした以外一人の職業的俳優をも用いず、特殊なモンタージュによる新しい構成法を以って描写されているものである。無声。
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